ヒートパイプ熱交換器

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屋外用ヒートパイプ式熱交換器

屋外用ヒートパイプ式熱交換器

究極の効率、ヒートパイプを採用した屋外用の熱交換器です。

特長

新型高性能エレメントの採用により、業界トップクラスの小型・薄型化を実現しました。
ヒートパイプの作動液に純水を使用したノンフロンタイプです。
制御盤内をホコリやミストから確実に遮断できる密閉構造です。
熱交換エレメントは耐食性被膜処理、フレームは耐重塩害塗装です。
内部シールの強化を行い、外部ファン・コネクタに防水仕様品を採用しました。

動作原理

ヒートパイプは円筒容器の内部を真空にし、少量の液体を充填して封じた物です。ヒートパイプの一端を加熱すると、円筒内部の液体は蒸気となり他端へ移動します。他端で冷却されると蒸気は液体となり、重力の作用により蒸発部に戻ります。このように作動流体は１本のパイプの中で絶えず循環し、低温度差で熱は一端からから他端へ伝えられます。

ヒートパイプの特性

外径14、長さ200mmのヒートパイプの一端50mmを、室温25℃から90℃の温水に入れた時、他端の温度を測定した結果を特性図に示します。比較の為同形の銅棒をほぼ等しい条件で実験した結果も示してあります。これからヒートパイプの他端の温度は急速に上がり、温度の時定数が銅棒に比べて、１けた以上、小さい事がわかります。